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羽鳥元久からの発信。 2019年ニューイヤー駅伝
2019-01-14
こんにちは!群馬は前橋の羽鳥元久です。
2019年1月1日(火・祝)、「第63回全日本実業団対抗駅伝」(通称・ニューイヤー駅伝 2019)が開催されました。TBS系列で全国放送されていますから、ご存知の方も多いと思います。
群馬県庁前を朝9時15分スタートです。我が家の近所が駅伝コース(3区)になっているので選手の走りを生で見て来ました。
そのスピードはテレビで見ているのとは大違いで、本当に驚かされました。
高崎からタスキを受けた選手(2区)が利根川を越えるとすぐに3区の中継ポイントになります(我が家の近所)。
左のコースマップを拡大してください。赤丸が付いてるあたりが我が家の近所で、選手は高崎駒形線(県道)の一部区間を走り、伊勢崎までの13,6Kmを走って行きます。
選手の走りは、50m走を全速力で走る中学生男子くらいのスピードがあると感じました。そんな選手の勇姿を撮りましたのでご覧ください。先導する白バイ隊も凛として格好良かったです。
駅伝は日本発祥のスポーツですが、「柔道」「空手」などの日本発祥競技と比べると、世界的には地味な競技と見られている感があります。
でも日本では駅伝が人気です。なぜなら、苦しくともただひたすらチームのために「たすき」を渡すということが、日本人精神にマッチしてるからだと・・・
イギリス人のジャーナリスト、アダーナン・フィン氏も著書「駅伝マン――日本を走ったイギリス人」(早川書房)の中で、「高度経済成長の原動力にもなった日本人の「和」を尊ぶ思想にピタッとハマった競技だからではないかと考察している。」
「駅伝チームは、すべての参加者が自分の役割を果たして勝利を得る。つまり、全員がチームのために一丸となって闘わなくてはいけない。それが当時の日本人の精神と合致し、少しずつ駅伝の知名度が上がり、マラソンを凌ぐほどの人気を博すようになったのだった」(「駅伝マン――日本を走ったイギリス人」、第4章「和をもって駅伝となす」より)と申しております。
う~ん、なるほどと思うのは私だけではないと・・・。とにかく私は選手が一生懸命走る姿を生で見て感動しました。そして同時になぜだかエコサンテ心得十か条が脳裏によぎっていることにも気づかされました。
何はともあれ今年も始まりましたので、日々を大切に過ごしたいと思っています。羽鳥元久が、年間日照時間(太陽が照った時間数)が都道府県の中でも上位にある群馬県前橋市からお届けしました。ではまた。
(追記)冬は「からっ風」(赤城おろしとも呼ばれています)が凄いのですが、今年の元旦は風のない穏やかな日でしたので選手も走りやすかったかと思います。
2019年ニューイヤ駅伝の結果はこちらをご覧ください。