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マリマリからの発信①。水戸偕楽園で梅の花を、ひたち海浜公園で水仙の花を見てきました。
2019-03-20
こんにちは!マリマリです。私の地元・ひたちなか市も日ごと暖かさが感じられるようになってきました。桜の開花が楽しみです。
そこで先々週、桜の開花前に日本三名園の一つである偕楽園で梅の花を、そして先週、ひたち海浜公園でスイセンの花と梅の花を見に行って来ました。
偕楽園にはたくさんの梅の花が咲いていたので、園内は梅の香りで包まれていました。この梅まつり、江戸時代から続いていて今年で223回ですって。
偕楽園の梅の花
偕楽園は、水戸藩第9藩主・徳川斉昭(江戸幕府第15代将軍・徳川慶喜の実父)によって創設された日本庭園です。岡山市の後楽園や金沢市の兼六園と並んで日本三名園の一つとして数えられ、県外からもたくさんの方が観光に訪れます。
下の写真は、好文亭(こうぶんてい)。好文亭は、徳川斉昭自らが設計し、休憩所として建てられたもの。木造2層3階建て。文人墨客(ぶんじんぼっかく)や家臣、領内の人々を集めて、詩歌の会や慰労会を催したといわれています。昭和20年の空襲で焼失しましたが、昭和30年から3年かけて復元されました。
偕楽園の基本的な観覧コースは、表門から入り東門から出るコースです。これは偕楽園を創設した斉昭公お勧めコースなのです。
表門から一の木戸を抜けると、孟宗竹林、大杉森、クマザサが茂る幽遠閑寂な「陰の世界」が広がります。
そしてさらにその先へ進んでいくと、好文亭(こうぶんてい)が現れ(前述した建物)、見晴らしがよく開かれた「陽の世界」を感じることができます。
斉昭公は「偕楽園記」のなかで、
「陰と陽の相反するものの調和によって、万物は健全育成するという原理に基づき、人間もまた屈伸して身体や心の調和を図り、修養につとめよ」と書き表しています。
陰から陽へ、正しい順路で歩けば、偕楽園本来の姿を知ることができます(梅と芳香と歴史の景勝地 偕楽園HPより抜粋)。東門に向かう園路南側は眺望が良く(前述した陽の世界)、「萩」「ツツジ」「松」「左近の桜」などが植えられています。私は斉昭公お勧めの基本コースを通り、東門から出ました(写真)。